
減災イベント『ステップキャンプ』を行いました♪

みなさん、こんにちは!小菅ケ谷北公園管理事務所です♬
今回は12月10日に行った減災イベント「ステップキャンプ」のご報告をします(*^^)v
今日のコレっ!(12月10日のできごと)
今回は以下のようなスケジュールで10時から15時まで行いました(^^♪
救命訓練
- 応急処置方法 簡易担架の作り方
- 災害時に役に立つことのご紹介(寝床を作る・寒さをしのぐ等)
アウトドア教室(一回目11:00,二回目13:30)
- 薪の使い方講習
- 手作りピザの試食会★
ステップ キャンプ ワークショップ
- ジップ袋でご飯炊き
- ケリーケトルでお湯沸し
防災・アウトドア用品の展示・販売
- アウトドア用品がお値打ち価格で販売!
- 防災用グッズの実演販売
ロケットストーブの実演
- 東日本大震災でも役に立ったエコストーブとも呼ばれるロケットストーブを紹介します。身近な材料のペール缶(バケツのような鉄製容器)などを使って、簡易ストーブを作ります。ストーブのしくみや作り方を紹介します。
まず救命訓練からレポートしていきます!
今回のイベントで来園された方と一緒に救命訓練を行いました。
まず利用拠点ゾーンにて、心肺蘇生訓練・救急搬送法の講習です。
実際に要救助が発生したことを仮定して行いました。
流れとしましては、別の来園者が発見しレストハウスへ電話連絡→要救助者は、意識はあるが自立歩行困難 というシチュエーションで行いました(^^)
他にも、毛布と竹(等のその場にある細長い棒)を使った簡易担架の作り方も教わりました。
毛布と竹だけでも、なんとか成人男性一人持ち上げることができるので緊急時に知っていると便利ですね。
また担架を二人で運ぶ際は、足の方を持つ人は要救助者の正面に向いて持ち上げるのではなく背を向けて歩く方向に向かって持ち上げて運ぶことが大切だそうです。
次に小菅ヶ谷北公園の地形・立地を踏まえて、自然観察ゾーンと散策の森ゾーンにて想定訓練を行いました!
写真では自然観察ゾーンで行っている様子です。
まず来園者が要救助者を発見し、レストハウスに通報します。
その後スタッフを現地に派遣(AEDと応急担架となる毛布を所持)
要救助者は、意識はあるものの自立歩行困難であるため、通報した来園者とともに、救急車の入れるところまで搬送という流れです!
来園者の方ご協力ありがとうございました(^^♪
お次はアウトドア教室の様子をレポートしていきます☆
実際に薪や松の葉を使用した火の付け方をレクチャーしてもらいました(^^♪
これには子どもたちも興味津々☆
後ろの炊事棟に移って、その場でピザ焼きに挑戦(*^▽^*)
この後みなさんで美味しくいただきました\(^o^)/
お次はロケットストーブについて紹介します!
作り方詳細についてはこちら↓です♪
仕組みとしては、ロケットストーブ内のパイプの中に溜まる空気が高温になり、そこで上昇気流が発生します。すると焚口に新しい空気が吸い込まれていきます。
中の空気が温まると、次々と新しい空気が入ってくるため一連の流れができますね。
そうして薪から出る可燃性ガスが高温になった空気によって再燃焼されるのです。
次は防災・アウトドアグッズ販売についてです!
手前からYAMORI(耐震ブレーカーアダプタ)、奥が永谷園から出ているフリーズドライご飯です。
YAMORIは地震が来た際に、揺れを感知してブレーカーを自動で落としてくれるグッズです。
こちらを使用することによって二次災害を防ぐことができますね!
フリーズドライご飯は、ご飯をフリーズドライしたものですが、軽くておかし感覚で食べることができるので、登山やキャンプをする人に人気だそうです(*^^)v
また、とても軽いので持ち運びにも最適ですしかさばらないのも、ポイントが高いですね。
こちらでは、アウトドアに適したシューズを大特価セールしていましたよ(*^▽^*)
その他にもケリーケトルやアウトドア用お鍋などなど…、普段中々見ない道具がたくさん並んでいました。
隣のワークショップではケリーケトルを実際に扱っていました。
お水をあたためるため、周りの枝や葉っぱを燃やして火を強めていくんですが、この時は風が強くあっという間に火が燃えあがっていました。
コーヒーを作ってみたのですが、ケリーケトルのお湯だと特別おいしい気がしました。
外で寒空の下で、こういったキットで飲み物を作るのも乙ですね☆
防災・減災に対する興味、知識をこのイベントを通じて得ることができたように感じます。
来年もステップキャンプイベントを開催しますので、よろしくお願いいたします(*^^)v