🌳「さとやまもりの会」の皆さんが見学に来られました🌲
皆さま、こんにちは!
小菅ケ谷北公園管理事務所です。
今日は8月18日に「さとやまもりの会」の皆さんが、小菅ケ谷北公園へ見学に
来られたので、そのご報告を致します(^^)/
今日のコレっ!(8月18日の出来事)
先日、栄区が主催した森づくり関係団体の見学会に
参加した「さとやまもりの会」さん約20名が、小菅ケ谷北公園を見学されに来ました!
「さとやまもりの会」さんは、瀬上市民の森で活動しているボランティア団体さんで、
樹林管理作業、田んぼ作業、生き物調査と子ども向けイベントなどの教育普及活動など、
活発に活動されています。
本日は、私たちが実際に小菅ケ谷北公園内で行っている作業のことについて、
現地を回りながら説明を行いました(‘ω’)ノ
まずは利用拠点ゾーンにある、通称「トンボ池」です。
ここは人工池でありながら、様々な生き物が暮らしています。
特に今の時期はシオカラトンボ・オオシオカラトンボ・オニヤンマ・ギンヤンマなど
数多くのトンボが見られます。
現在の管理としては、陽がよく当たり、アオコが発生しやすいため、
その都度アオコの除去をしています。
続いて、自然観察ゾーンです。
このゾーンは湿地(田んぼ)があり、本当に様々な生き物が生息しています。
時期は終わってしまいましたが、6月から7月にかけてヘイケボタルが
毎年100匹程度見られます。
またシュレーゲルアオガエルやニホンアマガエル、オオシオカラトンボ・
オニヤンマ・ギンヤンマ・ショウジョウトンボ、イボバッタやカヤキリ、
モンキアゲハ・キアゲハ・アオスジアゲハ・ミドリシジミなど、
たくさんの生き物たちの宝庫です。
湿地は田んぼに整備し、稲作を行っています。
畦道はホタルのことも考慮しながら、草丈が高くなりすぎないように
様子を見ながら刈り込んでいます。
希少な植物も数多くあるので、それも考慮しながら、下草刈りをメインに行っています。
じーっと見ながらどれを残して、どれを刈るのか・・・
スタッフは管理当初より、かなり観察眼がするどくなりました👀
最後に散策の森ゾーンへご案内しました。
ここは「蝶道」です。
ここの管理は、チョウなどの生き物たちの食草を大事にするために、
ある一定の高さの樹木は伐採し、若い実生木を残すなど、
これまた細かい作業をしています。
各ゾーンの管理については毎月のモニタリングや、横浜市とのフォローアップ研修などから
その都度変わっていきます。
最後に散策の森ゾーンの「展望広場」へ。
14時から2時間程度、ご案内させていただきましたが、
「さとやまもりの会」の皆さんにとって、わずかながらでもプラスになって
いただけたらと思っています。
わたしたちもまた、様々なお話を聞かせていただき、今後の参考になりました。
このような機会があれば、また交流できればと思います。
本日はありがとうございました!