6月のモニタリング調査のご報告♪
みなさん、こんにちは!小菅ケ谷北公園管理事務所です。
小菅ケ谷北公園では毎月モニタリング調査を実施していますが、今月は特に発見した生き物が多かったのでご報告いたします♪
今日のコレっ!(6月19日のできごと)
最初に自然観察ゾーンを見て周りました(´▽`*)
すると早速ユニークな昆虫に出会いましたよ。なんだかスコーピオンを彷彿とさせるような…
こちらは図鑑で見たところ、ヤマトシリアゲのオスで間違いなさそうです。
英名はスコーピオンフライとのこと。お顔が見えにくいですが口が長く、他の昆虫の死骸の体液を吸う昆虫です。
てっきり、お尻のハサミで狩りを行うのかと思いきやメスを捕縛する時に使用するのだとか。
公園お馴染みの顔、ヤマトシジミです(^^♪
至近距離で撮影しても逃げない個体だったので、おかげで良い写真が撮れました。
コバルトブルーのような爽やかな色がいいですね。
シジミチョウが花の蜜を吸っている時ぐるぐる頑張って360度回転しているのは何をしてるのか気になります。
こちらは男の子の憧れ、ヤブキリです。このフォルムにロマンを感じるそうですね(^^ゞ
確かにこうしてまじまじ見てみると黄金比というか、完成されている形だなあと思います。
自然観察ゾーンの昆虫類のために刈り残しているゾーンにいました。昆虫たちが居やすい環境を意識して日々管理していますがこうして、住み着いてくれると嬉しいですね。
こちらはベニシジミです。先ほど紹介したヤマトシジミと同じく小菅ケ谷でよく見かける隣人です(^^)/
羽が若干ボロボロしているのは、長いこと生きてきた証ですね。頑張って生きてほしいですね。
こちらはハイイロゲンゴロウです。田んぼの水の中で発見しました。
小さい体ながら、水中ですいすい泳いでいました。まだ幼体なので成長が楽しみですね。
こちらはショウジョウトンボです。頭の先からおしりまで真っ赤ですね。オオハラビロトンボも赤色なので、見分けが難しいですね。
なんだか眠そうな顔をしているシュレーゲルアオガエルです。
湿地にいたので撮影に協力してもらいました。これからどんどんシュレーゲルがススキ等の葉っぱでのんびりしている姿が見れるのかと思うと楽しみです。
次に自然観察ゾーンから利用拠点ゾーンへ向かう道中…
アオダイショウの子どもを見つけました。
上手い具合に石積みの間で見え隠れしてました。
こちらはトウキョウヒメハンニョウというのだとか。
東京にいる昆虫が遥々こちらまで分布するようになったんですね。
こちらはホタルガです。よーく見ると頭の後ろと触覚部分に青の線があるんですね。
展望広場で見つけたスジグロシロチョウとオカトラノオです。絵になりますね。
ヤマアカガエル?の成体になりたての姿ですね。
ちっちゃい体ですが、元気よく園内を跳ね回っていました。
今回のモニタリングは多くの動植物を確認できました。この調子で来月も園内の生き物たちを記録していきたいと思います!